Neumann MA1 レビュー その3 感想

紆余曲折在りつつ、こんな感じの測定結果になった訳ですが。

率直な音を聴いた感想としては、

「GREAT!ブラボー!異次元!」

正直期待以上、大満足です。

スピーカーの性能をフルに発揮してる感がハンパナイ。

Neumann.controlで手動で弄ってた音と比べると、音の一体感が全然違う。

位相の違和感もないし定位感も完璧。帯域ごとのバランスも良い。


ケーブルをcanareからmogamiに変えて立体感がなくなったとか昨日書いたけど、

やっぱりキャリブレーションが合ってなかったってのがすぐ分かった。

キャリブレーションまで含めたモニター環境構築って意味では、個人的には決定版です。

DSPを敬遠してる人も1回聴いておいた方が良いと思います。


で、

測定結果の画面から次の画面に移ると、

最後はスピーカーに情報送り、補正情報がスピーカーに記憶され、

ソフトウェアを閉じて終了。


はい、ええ。

測定結果をプリセットとして保存できない。www

(まぁ海外のレビューを見て知ってたから覚悟してたけど)

間違ってNeumann.controlを起動しようものならMA1の測定結果が吹っ飛ぶ。

多分そういうことですよね。

怖いです。ハイ


音場補正システムっていうか音場補正エンジンって感じだよね。

音の測定とその結果から補正を行うための値をスピーカーに返すだけのソフト。

Neumann.controlではプリセット保存できたんで

技術的にできないってことは無いと思うんだよね。


求められるのは、

Neumann.controlとMA 1 - Automatic Monitor Alignment Softwareの統合。


で、勝手な推測だけど

むしろ統合を見据えて順番に作っていってる説。

結局自社製品のユーザーに対してしか市場がないから開発費を割けない。ミタイナ

だから時間はかかるけど、段階を経て機能を拡張していこう。ミタイナ

なので、neumannスピーカーユーザーが増えればそういった機能面でも改善されると予想。


最後にあてにならん総評。

MA 1 - Automatic Monitor Alignment Softwareは機能面ではsonarworksに遠く及ばないけど、

スピーカーと組み合わせて得られる音質はキャリブレーション

を通した音質としては最高峰であり、すでに相当魅力的な製品となっている。

今後のマーケティングの活性化、機能面での更なる発展に期待。


MA1は今は使い勝手悪いけど、まぁこのくらいは我慢して使って行こうぜ!

ということです。ハイ

0コメント

  • 1000 / 1000