Neumann MA1 version1.5 公開されてます

こんばんは。

先月から作ってる曲、とりあえず形にしました。

9月中に完成させたかったけど、目標通りには中々いかないです。ハァ~


さてさて、ミキシング作業に移るわけですが

つい最近HPH-MT8に合わせたモニター環境に移行したばかりです。

あれからさらにMA1のプリセットも見直して、

結局はEQなしのデフォルトの補正で使ってたんですよ。

理由は位相です。

下手に弄らないほうがやっぱり位相が良いんですね。

そしてMT8を基準とした場合、デフォルト設定でそれほど違和感が無かった。


そんな訳で久しぶりにMA1を弄ったんで、

ついでにMA1のアップデートがないか調べたらversion1.5が公開されてました。


今迄は、プリセットを新規で保存することは出来ても

削除は出来なかったんです。

お陰様で、プリセットの数が増えまくってたんですが

今回のアップデートで削除できるようになりました。サンキュー!


MA1は発展途上故にこういう基本的な機能が抜け落ちてたりすることが多いですが、

逆に言うと、追加できる機能は即座に反映されているとも言える訳です。

気長に待てば欲しい機能はしっかりと追加してくれる安心感があります。ハイ


うん。

喜んでバージョン1.5にアップデートしたんですよ。

喜んでいらないプリセットを全部削除したんですよ。

そしてスピーカーを鳴らすとですね、音が変わってるんですよ。

初めは気付かなかったけど、一旦気付くと気になって仕方ない。


最初はプリセットを間違えて選択したのかと思いました。

もしくは削除するプリセットを間違えたのかと思いました。

確認すると同じプリセットでした。

これは、、明らかに位相が良くなってる・・!!


あわててバージョンヒストリーを確認しなおしました。


【ソフトウェアアップデート V1.5.0】

• より効果的なルームモード補正のためのアライメントアルゴリズムの更新

• KH 150 および KH 150 AES67 スタジオ モニターのサポート

• デュアルサブ システムで AES67 サブウーファーと非 AES67 サブウーファーの組み合わせが可能

• 名前の変更と削除によるセットアップとアライメントの管理

• 初期システム レイアウトの選択は、セットアップの作成を支援します

• ベース管理バイパスの状態が保存されます

• 測定前ルーチンの短縮による測定の高速化

• KH 80 DSP および KH 150 のロゴの明るさを調整する

• 使いやすさと堅牢性のさまざまな改善

• 拡張ユーザーマニュアル


ちゃんと一番上に書いてありました。ドテ

こんなに早く補正アルゴリズムがアップデートされるとは思ってませんでした。

アルゴリズムはフラウンホーファー研究所と共同開発してるので、

スピード感のあるアップデートは出来ないと勝手に思い込んでました。


今迄のバージョンも位相の良さには定評がありましたが、バージョン1.5の補正精度はレベルが違うと感じてます。

まじで完璧に近い、、鬼の様にピントが合います。


ピークやディップに対する補正精度は変わっているのかな?

ということで今日は念のためreference4での測定も行いました。

補正後の周波数特性については大きな変化は無さそうでした。


恐らく今回のアップデートで改善されたのは位相関連。

マイクで計測したデータに多少の誤差があっても優れた位相特性に修正する。

或いは手動でEQした場合にも、位相を損なわずに補正する。

つまりは、より効果的なルームモード補正。

ってことだと思います。(あくまで私の推測ですが


自分にとってはタイムリーなアルゴリズムのアップデートだったわけですが、

でもこれ、プロの現場で使うことを考えるとどうなんだろうって思う所もある。


アルゴリズムのアップデートに気付かずMA1ソフトウェアを更新したら

音が変わっちゃった、、前に戻したい・・・><

ってケースが絶対にあると思う。ww

(プロなら安易にアップデートすることは無いのかもだけど。w


てか、プロじゃなくても自分にとってもあり得なくない話です。

なので今後、補正アルゴリズムに変更がある時は

各バージョンを選択できるようにして欲しいです。

(その方がアルゴリズムに変更があるのだとユーザーも一目でわかる)


そしてこの機能も私が言うまでもなく、

しばらくすると実装してくれるに違いない、という信頼感。

あさひのDTMブログ

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