プラグインレビュー 比較用音源有り

こんばんわ。

前回Prayの耳コピをした話をしたけど、ついでに簡単なレビューもしてみる。


これ、前も書いたかもしれないけど

常々思ってるのが、音を混ぜた時どうなるかを確認しないと

プラグインの効果を計る意味では不十分なんじゃないかということ。


よくある、ドラムソロにエフェクトかけて「音が良くなった!」みたいなレビュー。

実際に音源を聴き比べてみると、

かっこいいかも知れないけど全部の帯域が持ち上がってて他の音を入れる隙間ないじゃん。ミタイナ


ということで、今回は耳コピ音源からドラムパートを拝借して比較用音源を用意しました。

ギター、ベースと合わせてミキシングした結果、こうなったよ!っていう音源です。


■使用したプラグイン

・SSL E-Channel (waves)

・Smack Attack (waves)

・API2500&550l (waves)

・Little Clipper (Boz digital labs)

・Kramer PIE Comp (waves)

・Omega 458A (Kush audio)

・Center (waves)

・DeeGate (dotec-audio)


(プラグインの使い方)

ほぼすべてのチャンネルでSSLとSmackAttackを挿してあります。

基本的な処理はこの2つで済ませて、

金物系のチャンネルにはLittle ClipperとDeeGateも挿してあります。

すべての音を一旦バスに送って、

バスにKramer PIE Comp、Omega 458A、Centerを挿しました。


それでは聴き比べてみてください。


Dryが処理してない状態なわけだけど、

その状態から自分は何がしたかったというと、

全体的にキレのある演奏にしたかった。

ドライの状態ではハイハットは要らない帯域が目立つし、

キックも余韻が長くてパッとしない。

全体的に締まりの無い音だなぁというのが自分が持ってた印象。

もっと詰まった感じにしたい。

ということでSSLとSmack Attackで主にリリースをコントロールしようとしました。

ハイハットは上記2つでは飽き足らず、DeeGateも使いました。

各調整が済んだらバスのKramer PIE Compで全体のアタック感を調整。

さらにベース、ギターと合わせたときの抜け感をOmega 458Aで付加。

さらにさらに、詰まった感じにしたかったのでCenterを使用。

実は上部ツマミを全てセンターに振り切ってます。


音源をサウンドクラウド側で再エンコードしてるのか何なのか、

手持ちのwavと比べると差がわかりづらくなっちゃってて申し訳ないんだけど、

自分はDryよりWETのほうが好きな音です。

Dryよりもキレのある演奏になってると思います。

そしてWETのほうが全体的に重心が上がってると思うけど、

空いたスペースにベースが収まるイメージです。


使ってみて面白かったのは、Centerでした。

単純なMSじゃなくて独特の音楽的な変化をするような。

上部の各ツマミを回すと全体のニュアンスが微妙に変化するのも面白かったです。

自分は重宝しそうです。



あさひのDTMブログ

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