Audient NERO レビュー2

今日は休日だったので普段より音量も大き目でNEROの動作を入念にチェックして見ました。

ファーストインプレッションは昨日書いた通りで好印象。

MA1で測定し直すか迷いましたが、取り合えず今の状態をReference4で測定して見ました。

NERO使用時の測定結果はコチラ↓

NERO未使用(過去の測定結果)↓

やはり全体のバランスに極端な変化はありませんでした。

ただし低域の見え方はちょっと違う、というか今の方が良い。ドテ

そして良い事ばかりではなくて問題も御座います。

昨日も書いたセンターの見え方が違う問題。

以前は完璧に近かった左右の音量バランスがちょっと崩れてるんだよね。

昨日の段階では正直改悪されてるのか改善なのか確信が持てなかったです。

Reference4のLRの音量バランスを調整する機能を使うことで、数値上でもバランスが崩れてることがはっきりしました。

(ちなみに-0.3db程バランスが変わってた。測定上の誤差も考えられるので数値の精度は相当怪しいです。)


そんな訳でモニターコントローラーにおいて、左右の音量バランスというのは滅茶苦茶重要だということに気付かされました。ウム

(今気づいたけど音量差はReference4で確認できてるので、TotalMixFXでアウトをLRにチャンネル分割してレベル調整すればおk説?)


さらに今日はもう一つチェックしたポイントが御座います。

NEROのアッテネーターについてです。

モニターコントローラーってのは入力された信号に対してアッテネーターで信号を減衰させてボリュームをコントロールしてるわけだよね。(あってるよね?w)

ということは、

・インプットレベルを上げてアッテネーターで減衰させた音

・インプットレベルを下げてアッテネーターを通さない音

この2つの音量を揃えた時、聴感上違いが出るのか、ということをチェックしました。

するとやはり違いを感じました。


アッテネーターを通した音の方が低域成分が多め。

感覚的には高域のほうが減衰しやすい気がする。

その証拠ってわけじゃないけど、

今回の測定結果はアッテネーターで減衰させた音です。

(逆に言うと、大きくバランスが崩れてるわけじゃないので大体良い感じ。)


自分の場合、もともと50-100hz付近の出方が物足りなかったので

たまたま良いバランスになったけど、環境によっては悪い方向に働くこともあるのかなぁ。

そう思いました。


音質レビューは以上です。

使ってるうちに気付いたことが在ったらまた報告しまーす。

あさひのDTMブログ

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