UADのジレンマ
こんばんは。
USBファンが届き、風量最小でもDA-3000がキンキンに冷えるようになりました。
UFXのほうが排熱用の穴が空いてないので温度が高い。
しかし当初の目論見通りラック内の温度も下がり安心して使うことが出来そうです。
接点クリーニングも試しましたが、効果は良く分からんです。w
中古で買った機材が多いので、気分的にスッキリしたので良しとしましょう。。w
さてさて今日の本題はUAD Spark。
私はぱくゆうさんの動画を見て知りました。
UAD Sparkの概要は以下の通り。
・支払いは月額もしくは年額のサブスクリプション制
・DSPではなくCPUで動作するNative版
・プラグインのラインナップは制限されており全てのUADプラグインを使える訳ではない
・UADプラグインのライセンスを所有している場合、Native版のDLも可能
・今の所MAC版のみリリース。WIN版は遅れてリリースになるらしい。
いずれこうなる気はしてたけど、やはりUAには落胆させられました。
たしかにプラグインを使う側としてはNative版があったほうが絶対に良いんだよね。
実際問題DSPには処理能力の限界があるし、
どちらで処理するか選択肢があったほうが良い。
ハードウェアを持ってない人にとってもUADプラグイン導入のハードルは下がるし
利用することだけを考えると絶対的にNative版があったほうが良いんだけど。
それと同時にUAD Sparkが充実すればするほど、ハードウェアの価値が下がるジレンマ。
ぶっちゃけゴミ同然になるわけですよ。w
たとえば、この動画を見て下さい。
UADプラグインの中でも負荷が高いNeve1073をどのくらい挿して動かせるかと言う動画。
M1のMACを使っての検証だと思うのですが、150トラック以上挿しても動いてました。
自分の環境で何本挿せるか試して見ました。
結果、10トラックが限界でした。www
UAD-2 OCTO COREとApollo Twin合わせて10コアの環境です。
プラグインの購入費用も合わせると30万以上使ってこのざまですよ。w
DSPを使って負荷を分散させられると言っても、
今のCPUの処理能力と比べるとスズメの涙みたいな処理能力しかないわけですな。
だったらわざわざ高いハードウェア買うよりCPUにお金をかけてUAD Sparkを利用したほうが良いよね。
自分もその内PCを買い替えるつもりなのでNative版が使えるようになるのは有難いんだけど
それと同時に今迄費やしたのは何だったんだという虚無感。w
というか、UAD Sparkって「今あるものを使ってどう搾取するか」というサービスじゃん。
例えばWavesとかも安売りしてはいるけど古くなったプラグインを刷新したり、
あるものをきちんとブラッシュアップしてるじゃん。
UAD2もそういう時期に来てると思うけど、そういう動きは見られないんですなぁ。
新しいことを始めても未来が見えない。
というかDSPを使ったシステムに未来がない。w
UAについて語ると愚痴ばかりになっちゃうけど、
しかし無かったら無かったで困るので、DSPを労わりながら使っていくしかないですなぁ。
UAD-2目当てでハードウェアを買うのはコスパ悪いので要注意です。
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